太郎とのつきあいは
そこからはじまるんだとも思うけど、
でもやっぱり、太郎を拝んだり、
太郎にすがるのは、
もう終わりにしたい。
だって、岡本太郎は拝む相手じゃない。
ふつうの男ですからね。
若い人たちと話をしてると、
太郎をスーパーマンのように思っている
ふしがある。
最初から種族がちがう、鋼鉄の人。
サファリパークで、
柵の外から猛獣を見てるような
感じっていうのかな。
こういう状況が続くと
神格化して崇拝する人も出てくるし、
その裏返しで、本質ではないことで否定したり、
批判したりする人も出てくる。
それではなにも見えなくなってしまうし、
だいいちそれではつまらないでしょう?
101年目がはじまるこれから
次のステージに行けるといいなぁ、
と思っているんです。
糸井 そんな、尊敬してるヒマねぇだろう、
ということなんでしょうね。